日本の国宝10選!歴史的・文化的背景のある国宝をみてみよう!

日本文化

日本の文化を象徴する国宝。
歴史の中で消えずに存在し続けるこれらの宝は、日本の文化や歴史を知る上で重要な役割を担っています。
今回はそんな日本の国宝をご紹介します。

日本の国宝10選:風神雷神図屏風

絵画の部の国宝として知られる風神雷神図屏風。
款記も印章もないものの、俵屋宗達作で見解が一致しています。
後の巨匠も模倣した作品を作ったという、快作です。

日本の国宝10選:出雲大社本殿

建造物の部で国宝として扱われている、出雲大社本殿。
日本最古の神社建築様式で作られています。
日本最古の歴史書といわれる「古事記」に記載があるほどの由緒正しい歴史的な神社です。

日本の国宝10選:東大寺金堂(大仏殿)

建造物の部の国宝である東大寺金堂(大仏殿)。
世界最大級の木造建築であることが知られています。
今までに二度焼失しており、現在の東大寺金堂(大仏殿)は1709年に建造されたものです。

日本の国宝10選:高松塚古墳壁画

絵画の部の国宝である高松塚古墳壁画。
被葬者はわかっていないものの、694年~710年の間の古墳であることがわかっている高松塚古墳にある壁画です。
極彩色の壁画が荒らされずに現代まで残っている歴史的にも価値のある国宝です。

日本の国宝10選:源氏物語絵巻

絵画の部の国宝である源氏物語絵巻。
現存する日本の絵巻の中で最も古い作品として知られています。
平安時代に行きた紫式部の源氏物語を絵画化したものです。

日本の国宝10選:銅造盧舎那仏坐像

彫刻の部の国宝として指定されている、銅造盧舎那仏坐像。
所謂、奈良の大仏様で有名な彫刻です。
高さが14m程あり、圧巻な彫刻です。

日本の国宝10選:丙子椒林剣

工芸品の部(刀剣)の国宝である、丙子椒林剣。
かの聖徳太子が所有していた剣だったと伝えられています。
今は大阪にある四天王寺が所蔵しています。

日本の国宝10選:秋草文壺

工芸品の部の国宝、秋草文壺。
白山古墳から出土された壺で国宝に指定されています。
現在は慶應義塾が所蔵、国立博物館に寄託されています。

日本の国宝10選:万葉集 巻第九残巻

書跡・典籍の部の国宝である、万葉集 巻第九残巻。
日本国最古の歌集として有名な万葉集です。
平安時代の作品であり、現在は京都国立博物館に所蔵されています。

日本の国宝10選:金印(漢倭奴国王印)

考古資料の部に国宝指定されている、金印(漢倭奴国王印)。
純金でできた王印で、教科書にもよく出てくるほど有名な国宝です。
しかし、出土地や出土時の状態の詳細がわかっておらず、国宝としては珍しい立ち位置にあります。

日本の国宝10選:最後に

以上、日本の国宝のご紹介でした。
これらの国宝は一般の人にも公開されているものが多いです。
ぜひ一度ご覧になってみてはいかがでしょうか。

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